【この記事の結論】
・アデコはスイス本社のグローバル企業であり、外資系や有名大手の事務職など好条件の求人を豊富に扱っています。
・担当者の対応や連絡速度に不満がある場合は、マイページのお問い合わせフォームから担当変更を相談できます。
・就業初期は営業担当者とキャリアコーチの二名体制が基本で、仕事の悩みや派遣先との調整に対応してくれます。
・有期雇用派遣では時給に賞与相当額の2%が含まれており、無期雇用派遣では会社の規定に基づき支給されます。
・同じ求人でも派遣会社により時給などの労働条件が異なるため、複数の派遣会社を併用して比べるのが有効です。
アデコ株式会社の評判を調べると、「担当者が親身になってくれた」という良い口コミと、「やばい」「連絡が来ない」という悪い口コミの両方が見つかります。どちらが実態に近いのかわからず、登録をためらっている方も多いのではないでしょうか。
派遣で事務職を探している方や、今の派遣会社からの乗り換えを考えている方にとって、口コミの背景まで知っておくことは、派遣会社選びで後悔しないための大切な判断材料になります。
本記事では、2026年8月時点の口コミの情報をもとに、アデコの悪い評判が生まれる理由と良い評判、4つの働き方の違い、社員として働く場合の評判、登録から就業までの流れ、登録前に比較したいポイントをわかりやすく解説します。
目次
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1.アデコの評判・口コミの総評
アデコの評判は、親身なサポートや大手・外資系の求人を評価する声と、担当者による対応の差を指摘する声に分かれます。スイスに本社を置く世界的な人材サービス企業Adecco Groupの日本法人で、全国47都道府県の求人を扱う大手です。
「丁寧に話を聞いてくれた」「紹介から就業決定までが速かった」などの好意的な口コミが見受けられます。一方で、「電話がつながりにくい」「社内選考に通らない」などの不満の声もあります。
評価が割れる主な要因は担当者や派遣先ごとの差にあるため、口コミは誰がどの場面で感じた話なのかを切り分けて読むことが大切です。
2.やばい・評判が悪いと言われる理由
この章では、アデコがやばい・評判が悪いと言われる7つの理由を口コミから整理し、背景にある事情と登録前後にできる対処法を説明します。
担当者の対応に差がある
悪い評判で最も多いのは、営業担当者によってサポートの質が大きく変わるという指摘です。「親身に動いてくれた」という口コミの一方で、「要望を派遣先へ伝えてもらえなかった「という口コミも見受けられます。
全国で多くの担当者が働く大手では、経験や相性の差がどうしても生まれます。合わないと感じたまま我慢を続けるより、担当者の変更を申し出るという選択肢があります。
直接言いにくい場合は、MyPageのお問い合わせフォームから相談できます。
連絡頻度や返信速度に差がある
「電話に出てもらえない」「応募後の連絡が遅い」という口コミは、悪い評判の中でも目立つ部分です。応募が集中する時期や求人では、選考結果の連絡がどうしても後回しになる場合があります。
連絡を待つだけにせず、返事をいつまでにもらえるか目安を先に確認しておくと安心です。MyPageやメールなど複数の連絡手段を登録しておき、連絡が途絶えたときは登録サポートまたはMyPageのお問い合わせフォームへ問い合わせましょう。
希望に合う求人が少ないことがある
アデコは事務系をはじめ幅広い仕事を扱っていますが、希望する職種や勤務地、時給などの条件によっては紹介が少ないと感じる場合があります。地方在住の人や専門性の高い職種を希望する人ほど、この傾向を実感しやすくなります。
求人数は時期によっても増減し、同じ条件でも探すタイミングで結果が変わります。1社だけで探すと選択肢が狭まるため、地元に強い派遣会社や他の大手も並行して使い、希望条件での件数を比べておきましょう。
社内選考に通りにくいことがある
1つの求人に複数の応募者が集まると、派遣会社の中で誰を推薦するか選ぶ「社内選考」が行われます。大手企業や人気の事務求人には応募が集中しやすく、経験の浅い人は何度も落ちてしまうことがあります。
落選が続くのは珍しいことではなく、職歴や使えるスキルを登録情報へ具体的に書き込み、応募先の幅を広げるのが現実的です。未経験歓迎の求人や、未経験から事務職を目指すキャリアシード・エルなど、選考を経て採用される別の入り口も活用しましょう。
募集終了の求人を「釣り」と感じる
応募した求人がすでに終わっていた経験から、釣り求人ではないかと疑う口コミが生まれています。派遣求人の募集状況は日々変わり、アデコも仕事情報を毎日更新しているため、応募時点で募集中でも選考の間に就業者が決まる可能性があります。
実際には存在しない求人を載せているとは限らず、タイミングの問題であるケースも考えられます。気になる求人には早めに応募し、終了していた場合は似た条件の求人を紹介してほしいと担当者へ伝えておくと、次の機会につながります。
求人票と紹介条件が異なる場合がある
「紹介の段階で時給や業務内容が求人票と違っていた」という口コミも評判を下げる一因です。同じ派遣先でも、配属される部署や求められるスキルによって条件が変わることがあります。
こうした食い違いを確かめる場面として、就業前には労働条件通知書や就業条件明示書などで就業条件が書面で示されます。時給、業務範囲、契約期間、派遣期間制限に抵触する日を必ず読み、口頭の説明と違う点はその場で質問しましょう。
派遣先の職場環境に差がある
口コミの不満には、アデコ自体ではなく派遣先の職場環境に原因があるものも含まれています。人間関係や業務量、教えてもらえる体制は職場ごとに違い、派遣会社がすべてを事前に把握するのは難しい部分です。
就業前の職場見学で、雰囲気や仕事の範囲を自分の目で確かめておきましょう。働き始めてから合わないと感じたときは、契約更新を待たずに担当者へ状況を伝えると、改善の働きかけや次の仕事の相談がしやすくなります。
3.アデコの良い評判・口コミ
この章では、事務職や外資系求人の探しやすさ、担当者やキャリアコーチへの相談体制、福利厚生や研修など、良い評判でよく挙がる5つの点を紹介します。
事務職の求人を探しやすい
オフィスワーク・事務系はアデコの中心的な職種で、希望に沿う求人を紹介してもらえたという口コミがあります。求人は一般事務のほか、営業事務、OA事務、データ入力、経理まで幅広くそろっています。
未経験歓迎の求人や、OAスキルを学べる研修と組み合わせて始められる点も、事務職を目指す人には心強い材料です。データ入力など経験の浅い人向けの仕事から、段階的にステップアップする道も選べます。
外資系・大手企業の求人に強い
世界規模で人材サービスを展開するAdecco Groupの日本法人という背景から、本社間のグローバル契約により優先して取引する外資系企業が多数あります。口コミでも、有名企業の好条件の仕事を紹介されたという声が見られます。
英語を使う仕事に挑戦したい人や、大手の職場で経験を積みたい人には選択肢が広がる環境です。人気が高く応募も集まりやすいため、職歴や語学力は登録情報へ具体的に書いておきましょう。
求人の条件や質を評価する声がある
時給や仕事内容、契約条件など、紹介される求人の質を評価する口コミも一定数見られます。この時給の背景として、派遣業界の一般的な内訳では派遣料金の約70%が派遣社員の賃金にあてられており、アデコ固有の全事業所一律の比率ではないものの、金額の成り立ちを知る目安になります。
また、2020年4月からは派遣先均等・均衡方式または労使協定方式による待遇確保が派遣元に義務づけられ、2026年10月1日施行予定の改正もあるため、交通費や昇給の扱いまで求人票で確認しましょう。
担当者やキャリアコーチに相談できる
就業中の悩みを営業担当者とは別の立場で聞く、キャリアコーチの存在を評価する声があります。就業初期はキャリアコーチと営業担当者の2名体制が基本で、困りごとの相談や必要に応じた派遣先との調整を行います。
就業が安定した後も営業担当者が支援し、キャリア相談などはキャリアコーチにも依頼できます。なお、担当者や支援内容は、就業先、地域、職種で異なる場合があります。
福利厚生・研修を利用できる
派遣社員でも、条件を満たすと社会保険や有給休暇、定期健康診断を利用できる体制が整っています。
そのほかに使えるサービスの例は次の通りです。
レジャーやグルメ、ショッピングなどを割引価格で利用できる会員制優待サービス「ベネフィット・ステーション」
ベネフィット・ステーションに含まれる育児関連メニュー
各種セミナー、提携スクールやキャリアコンサルティング
働きながらスキルを磨きたい人には、時給以外の価値として口コミでも評価されています。
4.アデコの主な働き方
この章では、登録型派遣、紹介予定派遣、無期雇用派遣、プロジェクト契約社員という4つの働き方の仕組みと、それぞれに向く人を説明します。
登録型派遣
仕事が決まるたびにアデコと期間を定めた雇用契約を結び、派遣先企業の指示を受けて働く基本の形です。給与はアデコから支払われ、契約期間や勤務地、職種を自分の希望に合わせて選べます。
あわせて知っておきたいのが期間の決まりで、労働者派遣法により同じ派遣先の同一組織単位で働ける期間は原則3年とされ、無期雇用の派遣労働者や60歳以上などは例外になります。
契約が更新されない可能性もあるため、先の予定は余裕を持って考えておくと安心です。
紹介予定派遣
最長6カ月の派遣期間を経て、本人と企業の双方が合意した場合に派遣先の社員を目指せる働き方です。実際に働いてから入社を判断できるので、職場の雰囲気や仕事内容を確かめたうえで直接雇用へ進めます。
直接雇用が、必ず正社員とは限らない点に注意しておきましょう。契約社員としての採用もあり得るため、切り替え後の雇用形態や給与などの条件は、派遣期間が始まる前に確認しておきましょう。
無期雇用派遣
アデコと期間の定めのない雇用契約を結び、派遣先での就業が終わった後も雇用が続く働き方です。
事務経験者向けの「キャリアシード」と未経験者向けの「キャリアシード・エル」があり、月給制で賞与や昇給の制度も設けられています。収入の安定を重視しながら、事務のキャリアを積みたい人に向いています。
募集職種や勤務地域には条件があり、選考を経て採用されるため、エントリー前に募集要項を確認しましょう。
プロジェクト契約社員
アデコが企業から業務を請け負い、アデコのスーパーバイザーの指示のもとチームで働く形です。雇用主も給与の支払い元もアデコという点は派遣と同じですが、業務の指示を出すのが就業先企業ではなくアデコである点が異なります。
請け負った業務の範囲がはっきりしているので、決まった仕事に集中したい人に向いています。プロジェクトの期間や内容は案件ごとに違うため、契約時に範囲を確かめておくとミスマッチを防げます。
5.アデコが向く人・向かない人
この章では、口コミとサービス内容から見えてくる、アデコが向く人の特徴と、他社との併用を考えたほうがよい人の特徴を解説します。
事務や外資系の仕事を探す人
一般事務、営業事務、OA事務などを幅広く扱い、外資系企業との取引も多いことから、この条件で探す人にはアデコが合いやすいサービスです。事務系のほか、英文事務や貿易事務など語学を生かす仕事も探せます。
経験がない人には、未経験歓迎の求人や研修つきの働き方から始める道もあります。同じ条件を扱う他社と求人の件数や時給を見比べ、軸になる1社として使うのが現実的です。
キャリア支援を受けたい人
研修やキャリアコーチとの面談を通じて、働きながらスキルと経験を積み上げたい人にも向いています。キャリアコンサルティングや各種セミナー、提携スクールを利用できるほか、就業初期はキャリアコーチへ相談できる体制となっています。
紹介予定派遣で社員登用を目指す、無期雇用派遣で安定して経験を積むなど、目標に応じた道筋を選べます。将来の希望は登録時から具体的に伝えておくと、紹介や助言に反映してもらいやすくなります。
柔軟な働き方を選びたい人
勤務地や期間、雇用の形を状況に合わせて選びたい人は、派遣、紹介予定派遣、無期雇用派遣、プロジェクト契約社員などから選べます。
子育てや介護と両立したい時期は登録型派遣で条件を絞り、安定を求める時期には無期雇用派遣を検討する、といった使い分けも一つの方法です。時短勤務や残業少なめという条件でも求人を検索できます。
ライフステージが変わる予定がある人は、その見通しも担当者へ共有しておきましょう。
地方の求人を多く比べたい人
アデコは各地域の求人を検索できますが、希望地域や職種によって選択肢が限られる場合があります。希望のエリアにどれだけ求人があるかは、登録前の求人検索で確認できます。
件数が少ない地域では、地元企業とのつながりが強い地域密着型の派遣会社や他の大手を併用するほうが比較しやすくなります。アデコを外す必要はなく、選択肢の一つとして残す使い方も有効です。
自分のペースで仕事を探したい人
担当者からの紹介や連絡を受けながら進む仕組みが基本のため、完全に自分のペースで探したい人には負担になる場合があります。希望条件に合う仕事はMyPage、メール、電話で紹介され、自分で検索して応募もできます。
希望する連絡手段や頻度がある場合は、登録時や担当者とのやり取りで相談しましょう。連絡の頻度まで自分で決めたい人には、求人サイト型のサービスと組み合わせる選択肢があります。
6.アデコ社員の評判と採用
この章では、派遣スタッフではなくアデコ株式会社の社員として働く場合の仕事内容、待遇、定着状況、就職難易度を口コミと公開情報から確認します。
正社員・限定正社員の仕事内容
アデコの社員には、営業やキャリアコーチなどの正社員と、職種を限定して働く職種特化型の正社員があります。営業担当者は企業との窓口を受け持ち、キャリアコーチは就業中の派遣社員の相談やキャリア形成を支援します。
職種特化型には事務系のキャリアシード、デジタル・IT系のデジタルキャリアシード、製造・物流分野のテクニカルシードなどがあり、配属先で実務を担当します。同じ会社でも仕事内容が違うため、職種ごとの募集要項を確認しましょう。
事務職の働き方と配属先
事務正社員(無期雇用派遣)として入社すると、アデコに雇用されたまま配属先企業のオフィスで働く形になります。配属先はアデコの取引先企業で、入社時の研修を受けてから実務を始められます。
なお、キャリアシードの採用地域は公式募集要項に定められ、時期により変更される場合があります。配属先が変わっても雇用は続きますが、勤務先の環境は配属ごとに変わるため、通勤できる範囲や希望条件はエントリー時に伝えておくことが大切です。
年収・賞与・評価制度
口コミサイトの平均年収や総合評価は、回答者の職種、雇用形態、回答時期で変わるため、会社全体の確定値とは扱えず、応募時は最新の募集要項を優先しましょう。
一例ですが、東京23区の実務経験者の月給は22万8,000円~28万2,000円となっています。
離職率・定着状況を公開情報で見る
平均継続勤務年数が男性は8.4年、女性は9年です。(2026年8月時点)。
就職難易度は職種と採用枠で変わる
アデコへの就職の難しさは一律ではなく、応募する職種と採用枠によって大きく変わります。営業やキャリアコーチなどの採用では、職種ごとの応募条件を満たす必要があります。
一方で、キャリアシード・エルやデジタルキャリアシードのように、未経験者を対象とする採用枠も用意されています。いずれも自動的に採用される制度ではなく選考があるため、自分の経歴に合う入り口を選び、応募条件を募集要項で確かめることが近道です。
7.登録から就業までの流れ
この章では、Web登録から就業開始までの5つのステップと、各段階でつまずきやすい点、就業後の相談の仕方を順番に説明します。
①Web登録と電話面談
登録は公式サイトからWebで完結でき、営業所へ出向く必要はなく、インターネット環境がない場合は電話でも受け付けています。基本情報を入力すると認証メールが届き、24時間以内にパスワードを設定してから職歴や希望条件を登録します。
その後、約40分の電話インタビューでキャリアの希望や働き方の条件を伝えます。ここで伝えた内容が紹介の土台になるため、希望は具体的に話しましょう。
②求人紹介と応募
希望条件に合う求人がMyPageやメール、電話で紹介されるほか、自分で検索して1日10件まで応募できます。派遣の求人は就業者が決まり次第締め切られるため、気になる求人には早めに動きましょう。
紹介が少ないときは、希望条件を少し広げるか、優先順位を担当者へ伝え直すと紹介の幅が変わります。勤務地や時給など譲れない条件と、妥協できる条件を分けて伝えるのがコツです。
③社内選考と職場見学
応募者が複数いる求人では、アデコの中で誰を推薦するか決める社内選考が行われます。通過すると、希望に応じて派遣先での職場見学に進み、業務内容や職場の雰囲気を確認できます。
この見学は採用面接とは違い、労働者派遣法では派遣先が面接などで働く人を選ぶ行為が原則禁止されています。ただし、紹介予定派遣は事前面接禁止の例外です。
疑問点はこの段階で質問し、納得してから就業を決めましょう。
④就業開始と契約更新
就業が決まるとアデコと雇用契約を結び、労働条件通知書や就業条件明示書などで時給や業務範囲、契約期間を確認します。有期契約の期間や更新時期は求人・契約ごとに異なり、更新は自動とは限りません。
そのため、続けたい場合も終了したい場合も、意思確認の時期や申出期限を契約書で調べて希望を伝えましょう。更新のたびに条件が変わっていないかを書面で確かめる習慣をつけておくと、トラブルの予防になります。
⑤就業後は担当者へ相談する
働き始めた後も、営業担当者やキャリアコーチが相談に応じます。就業初期は2名体制が基本ですが、担当者や支援内容は就業先、地域、職種で異なる場合があります。
契約と違う業務を頼まれる、人間関係がつらいといった悩みは、小さなことでも早めに伝えると派遣先への調整や問題解決につながります。担当者に話しにくい場合は、MyPageのお問い合わせフォームも利用できます。
8.登録前に比較する4つのポイント
この章では、派遣会社を選ぶ前に確認したい求人数、待遇、サポート体制の比べ方と、複数社を併用するときの注意点を説明します。
希望職種・勤務地の求人数を比べる
派遣会社選びで大事なのは総求人数ではなく、自分の希望職種と勤務地で絞ったときの件数です。各社の公式サイトで同じ条件を入力して検索すると、登録前でも件数を比べられます。
求人数は時期によって増減するため、登録を決める直前に比較しましょう。件数だけでなく、時給の相場や未経験歓迎の求人の割合も同じ画面で確認しておくと、登録後のずれを減らせます。
時給・福利厚生・契約条件を比べる
同じ派遣先の求人でも派遣会社によって時給や条件が違う場合があるため、金額だけでなく全体で比べます。
確認したい項目は次の通りです。
時給と昇給の仕組み、交通費の支給条件
社会保険、有給休暇、健康診断などの基本的な待遇
優待サービスや研修など時給以外の価値
各社が公開しているマージン率や待遇決定方式も、条件を知る参考になります。
担当者の連絡・支援方法を比べる
長く付き合う担当者の連絡手段と、就業後の支援体制も登録前に比べておきたい点です。電話中心かメールやMyPage中心か、就業後に誰が相談へ応じるかは会社や案件で違います。
アデコでは就業初期にキャリアコーチと営業担当者が支援する体制を基本としていますが、担当者や内容は就業先、地域、職種で異なる場合があります。
口コミだけでなく、初回のやり取りや公式の問い合わせ先も確認して判断しましょう。
複数の派遣会社を併用する
派遣会社への登録は複数社で可能で、アデコの登録も無料です。2〜3社を併用すると、求人条件や担当者の対応を比較できます。
同じ求人へ複数の会社から重複して応募しないことで、応募先で確認が重なると選考や連絡が混乱する可能性があります。応募状況をメモで管理し、就業が決まったら他社で進行中の応募を速やかに取り下げましょう。なお、アデコでは応募時点のキャンセルもできます。
9.アデコのよくある質問
この章では、料金の有無、仕事の断り方、賞与の扱いという、登録前に不安を感じやすい3つの疑問に公式情報をもとに答えます。
登録や求人紹介に料金はかかる?
アデコへの派遣登録に料金は一切かからず、無料で利用を始められます。派遣会社の収入は、派遣先企業が支払う派遣料金で成り立っています。
一般的な内訳例では派遣料金の約70%が派遣社員の賃金で、残りに社会保険料、有給休暇費用、教育訓練費用、諸経費や営業利益などが含まれます。
これは各事業所に一律適用されるアデコ固有の比率ではありませんが、登録者に費用がかからない仕組みは変わらないため、料金を理由に登録をためらう必要はありません。
登録後に仕事を断っても大丈夫?
応募時点では仕事の応募をキャンセルでき、登録も維持できます。紹介された条件が希望に合わない場合は、契約を結ぶ前に担当者へ辞退を伝えましょう。
ただし、契約を結んだ後の辞退や退職は同じ扱いではないため、返事をする前に条件や通勤時間をよく確認する必要があります。断るときに理由を添えると、担当者が希望をとらえ直し、次の紹介に生かしやすくなります。
働ける時期が未定の場合も、その旨を先に伝えておきましょう。
派遣社員にも賞与はある?
賞与の支払い方は契約形態や待遇決定方式で異なり、すべての派遣社員に別枠のボーナスが支給されるわけではありません。背景として、2020年4月から派遣元には派遣先均等・均衡方式または労使協定方式による公正な待遇の確保が義務づけられています。
アデコの場合、有期雇用派遣では時給に賞与相当額2%が含まれ、職種特化型の無期雇用派遣では会社規程による賞与があります。自分の契約でどう扱われるかは、求人票や労働条件通知書で確認しましょう。
10.まとめ
アデコの評判は、事務職や外資系・大手企業の求人、キャリアコーチによる支援体制、福利厚生や研修を評価する良い口コミがある一方、担当者の対応差や社内選考の通りにくさへの悪い口コミも見受けられました。
しかし、悪い口コミの多くは担当者や派遣先ごとの差によるものだと推測でき、担当変更の申し出や相談窓口の活用、複数社の併用で対処できます。
このように評判は担当者や条件によって感じ方が変わるため、最終的には自分の希望条件で確かめるのが確実です。まずは公式サイトで希望職種と勤務地の求人数を調べ、他社と見比べながら、自分に合う派遣会社かどうかを見極めてみてはいかがでしょうか。
本記事が皆様にとって少しでもお役に立てますと幸いです。
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